このように、言った後、彼はさらに続けた。
「子供にやさしくできないんだ。」
「80に近いばあさん(彼の母)にまかせっきりで。。。。うまくできないんだ。」
彼はこのように、話してくれた。
それから、今の彼の悩みや離婚までのいきさつなど、いろいろ話してくれた。
まったく、私と正反対だった。
彼自身は子供は母親といるのがいいと考えていた。
そして、親権は彼が臨んだことではなかった。
彼も離婚調停をしたのだが、その時は母親が育てるのがいいと話したということだった。
相手のほうは、子供は彼が育てて自分は好きな時に会いたいということだった。
結果的には彼が育て、2か月に1回、母親と子供があるういうことになった。
自分の場合はお互いが親権を主張し合ったのだが、彼の場合はお互いが親権を譲りあった。
いろいろ、聞くと私と正反対の体験だと強く感じた。
このようなこともあるのだ。
人それぞれ色々な選択があり、その選択により人生の流れが変化する。
行動を起こさなかったことや、言い出せなかった言葉をふと思い出すことがある。
「このように言っておけばよかった」とか、「やっておけばよかった」と考えたことはたくさんある。
離婚をしたこと、離婚調停をしたこと、離婚裁判をしたこと、とても大変だった。
でも、この行動に関しては後悔はない。
結果は思うようなことではなかった。
結果を恐れて何もやらなかったら、今、どれほどの後悔が残っていたのだろう。
彼との再会はこのように確信させてくれた。
人生は思うようにはいかないが、仮に、その時うまくいっても将来までうまくいくとは限らない。
「やりたいことをやる」「やるべきことをやる」
その結果をありのままにに受け止める。
このことが、とても大切なんだと確信した。
そして、彼はもうひとりの私なんだとも思えたのでした。
ついつい、結果に翻弄されてしまう。
それは、仕方がない、でも、そんな時は執着しているものから離れて客観的にみることも大切。
そのように思えたのです。
後悔して生きるのではなく、ありのままを受け止めて一瞬一瞬を大切にする。
不思議な偶然が教えてくれた。
大切な気づきを得ました。

ブログ、拝見させていただいております。
私自身も妻に子どもを連れ去られました。
ありえないDVの届出もされました。
今現在調停中ですが、こちらの弁護士も「母親有利の原則」と「継続性の原則」のせいではじめからあきらめモード。
しかし、昨年の国会で法務大臣が
「DV防止法上の保護命令は適正手続が必要だ、あるいは子の連れ去りが場合によっては児童虐待になる、あるいは監護権、監護親を決定する場合に不当な連れ去りが不利に働くように、面会交流に積極的な親が監護権決定に有利に働くように、あるいは面会交流を正当な理由なく破ったら監護権者の変更の重要な要素になり得るというような御指摘は、いずれも一般論としては異論ありません。重要な指摘だと思います。」
という見解を示したことをうけて、また、法改正に伴って、それらに目を通しておくようにとの最高裁の通達をうけて、これらを材料に戦うつもりです。
今後とも、ブログ楽しみにしています。
ブログを読ませていただきました
私は今離婚調停、接近禁止命令をおこされてます。今は自分の人生は終わったとしか考えれません