離婚裁判の訴状を見ることになりました。
相手方がどのようなことを訴状に書いているかは
今後の裁判において重要だからです。
しかし、訴状の中身を読むのはとても苦しい作業でした。
その前に、訴状の封を切るのがためらわれました。
「とうとうこの日が来てしまった。」
不安な気持ちが自分の心を支配していました。
なんともいえない不安の気持ちです。
相手方との話し合いでは解決しないということを覚悟してから、
離婚調停、離婚裁判を行うしかないと考えていました。
調停や裁判になることも十分覚悟しているつもりでした。
離婚調停にのぞむ前は
離婚調停や離婚裁判は
子供のことを第一に考える公平な公正の場所と考えていました。
しかしながら、いざ離婚調停を経験してみると
私が考えていた公平とか公正さはないと感じました。
それは事実や真実というのは一つではないと知ったからです。
事実や真実というのは
人の数だけあるのだと思うようになっていました。
話し方ひとつで事実や真実は変わるのです。
こういうことをこの時に気付き始めていたのです。
複雑な思いを持ちながら、勇気を振り絞って
訴状の封を切ったことを今でも良く覚えています。
そして、その内容は私が予想していた以上に
あまりにもひどい内容だったのです。
事実や真実が一つではないということを
思い知らされることになるのです。
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