2007年07月30日

離婚裁判の訴状1

弁護士からの連絡を受けてから数日して
離婚裁判の訴状を見ることになりました。

相手方がどのようなことを訴状に書いているかは
今後の裁判において重要だからです。

しかし、訴状の中身を読むのはとても苦しい作業でした。


その前に、訴状の封を切るのがためらわれました。


「とうとうこの日が来てしまった。」


不安な気持ちが自分の心を支配していました。

なんともいえない不安の気持ちです。


相手方との話し合いでは解決しないということを覚悟してから、
離婚調停、離婚裁判を行うしかないと考えていました。

調停や裁判になることも十分覚悟しているつもりでした。



離婚調停にのぞむ前は

離婚調停や離婚裁判は
子供のことを第一に考える公平な公正の場所と考えていました。


しかしながら、いざ離婚調停を経験してみると
私が考えていた公平とか公正さはないと感じました。


それは事実や真実というのは一つではないと知ったからです。

事実や真実というのは
人の数だけあるのだと思うようになっていました。

話し方ひとつで事実や真実は変わるのです。

こういうことをこの時に気付き始めていたのです。


複雑な思いを持ちながら、勇気を振り絞って
訴状の封を切ったことを今でも良く覚えています。


そして、その内容は私が予想していた以上に

あまりにもひどい内容だったのです。


事実や真実が一つではないということを

思い知らされることになるのです。
タグ:離婚裁判

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2007年07月28日

裁判の準備4

離婚裁判の準備として訴状の原案を弁護士に送付しました。

いろいろな思いがあって、訴状のチェックに
3週間ほどがかかってしまいました。

このときはとても複雑な思いでした。

妻の態度はひどいと思っていたのですが、この時までは
妻を思う気持ちがまだかなり残っていたのだと思います。

妻の父から以前電話があったときに、提訴してやる。
法廷の場で決着をつけてやると言われていました。

離婚調停が不調に終わった段階で
相手方も弁護士に依頼していることはわかりきっていました。
それでも弁護士を通して
もう一度話し合いがあるかもしれないとも思っていたのです。

今から思うとなんと甘い考えだったのだろうと思います。

私の気持ちとは反対に
もうすでに相手は戦う準備をしっかり整えていたのでした。

私が妻を被告人にしていいのかどうかなどと思い悩んでいる間に
相手方はしっかり離婚裁判の準備をしていました。

私が訴状の原案を弁護士に送ってから、
数日して私の弁護士から連絡が来ました。

それは相手方がこちらより早く訴状を家庭裁判所に
送ったという連絡でした。

メールにての連絡で相手方から訴状が出ましたという連絡です。
数日したら私のところに届くでしょうということでした。

今考えたら、甘かったなというのは
相手方から先に訴状を出されたということです。

もしかしたら、こちらが訴状を先に出していれば
結果が多少違っていたかもしれないとも今は考えています。

結果だけ考えれば離婚裁判においては先に攻撃した方が
有利のように思えるのです。

しかし、妻を被告にしなくてよかったという思いは
実は今でもあります。

いきなり、被告という言葉はさすがにきついですから。
この辺が私の甘さかなと思います。

あるいは被告という言葉を重く感じすぎるのでしょうか。
私は離婚の知識はこの体験をするまでほとんどなかったのですが、
大学が法学部でしたので多少の法律用語は知っていたのです。
タグ:離婚

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2007年07月26日

離婚調停 離婚裁判の陳述書の様式

離婚調停 離婚裁判の陳述書の様式については
簡単なものでした。
ワードにて3ページ以内でまとめました。

今回は書式についてです。
私の場合はワード文字の大きさ10.5余白は設定どおりにしました。
 
以下の表記で始めました。
離婚調停についても離婚裁判においても
事件の番号がありますから
最初に事件番号からはじめます。
表題以降は内容になります。
これには番号をつけました。


平成○○年(家○)○○○号
              陳述書     平19年 ○月○日

                      記録者 ××××
1.○○について
(1)

(2)

2.○○について
(1)

(2)

3.○○について

                  署名         印  


上記のように書きました。

離婚調停においては調停委員に知っておいて
欲しいことを内容としました。

離婚裁判においては裁判官に対して補足する内容としました。

私の場合は被告と反訴原告であったため
答弁書というものを書いたのですが、離婚裁判においては
争点が何点もありましたから、答弁書ではふれられない点
などにおいて陳述書を利用したのです。
タグ:離婚調停

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2007年07月23日

離婚の種類について

離婚調停の時や離婚裁判の時に本やホームページなどから
いろいろと離婚のことについて調べました。基本的には
離婚には4種類あるようです。


協議離婚

夫婦は、その協議で、離婚をすることができる(民法763条)


調停離婚

家庭裁判所の調停において、夫婦間に離婚の合意が成立し、

これを調書に記載したときは、離婚の判決と同一の効力を有する(家事審判法21条本文)


離婚の訴えを提起しようとする者は、まず家庭裁判所に調停の申立てをしなければならない(同法18条、17条)。

これを調停前置主義という。


話し合い(協議)で決まらなかったら必ず調停をするということですね。



審判離婚

調停が成立しない場合においても、家庭裁判所が相当と認めるときは、

職権で離婚の審判をすることができ(家事審判法24条1項前段

2週間以内に家庭裁判所に対する異議の申立てがなければ、

その審判は、離婚の判決と同一の効力を有する(同法25条3項、1項)


裁判離婚

夫婦の一方は、以下の場合に限り、離婚の訴えを提起することができる(民法770条1項)。
1. 配偶者に不貞な行為があったとき。

2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき。

3. 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。

4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。

5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

離婚の訴えは家庭裁判所に訴えを提起する必要があります。

離婚の訴えに係る訴訟において、離婚をなす旨の和解が成立し、

又は請求の認諾がなされ、これを調書に記載したときは、離婚の判決と同一の効力を有する(同法37条、民事訴訟法267条)

裁判の途中で和解案が提示されることもあります。

これでまとまらない時は判決になります。

判決が出て2週間以内に控訴しなければ判決が確定します。


私の場合は裁判離婚のケースで理由は
5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
ということになりました。

結果としては裁判離婚なのですが。。。。。

その過程を今このブログに書いています。

離婚調停や離婚裁判のときは弁護士にいろいろ相談したのですが

それだけではとても不安な気持ちであったことを

鮮明に覚えているからです。

統計によると結婚した方の3分の1くらいの方が離婚にいたるようです。

それぞれの理由や事情があるとは思います。

しかし、離婚を考えたときの、悩みや不安は誰にでもあると思うので
す。
タグ:離婚調停

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2007年07月13日

離婚調停と離婚裁判と陳述書について

離婚調停が不成立となり、
離婚裁判となった場合について触れておきます。

離婚調停の内容というのは離婚裁判において、

どの程度影響を受けるのかということを

弁護士に聞いたことがあります。

裁判においては離婚調停のことを参考程度にはするということでした。

参考程度ということでした。


実際、離婚裁判をして感じたことは、

離婚調停と離婚裁判は別のものということです。

離婚裁判においては証拠をもとに審理されます。

私もたくさんの証拠を提出しました。

離婚調停の数倍の労力と費用がかかりました。

(離婚調停においては費用は数千円しかかかりません。)


離婚裁判をするということは弁護士に依頼する必要があります。

裁判の費用自体はそれほどかかりませんが、

弁護士費用がかかります。

私の場合、弁護士費用は70万円程度でした。

しかしながら判決の内容からすると、

それほどの費用ではなかったと感じます。

いい弁護士に出会えたと思っています。





離婚裁判において陳述書を書くことは離婚調停のときよりも

大切であると今では考えています。


離婚裁判においては裁判官の裁量権というものがあるからです。

こちらと相手方のどちらが心証がいいかということが

判決に影響すると感じたからです。

裁判官がどのように感じ、考えるかが重要なのです。


事実というのは裁判官により、判断されます。

私が主張したことを事実と捉えてくれるかどうかは

裁判官次第なのです。

このことを考慮しておくことが大切だと今は感じています。



結果として陳述書を書くということ大切なことだと言えます。

私は離婚調停の時に1回、離婚裁判のときに2回提出しました。

そのことにより相手方も離婚裁判のときに陳述書を一度提出してきましました。

効果的であるから相手方も提出してきたのです。

これは弁護士もそう言っていました。

但し、離婚調停の陳述書と離婚裁判の陳述書では

内容が多少異なってきます。

離婚裁判というのは相談とかそういうレベルではなく、
争いだからです。

ですから離婚調停と離婚裁判は異なるものとして
考えた方がいいと思います。

この点が私が少し失敗したところなのですが。。。。。


離婚調停時の陳述書の書式については次回にします。
タグ:離婚裁判

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